株式会社ミラクリフォス　代表取締役　松島将貴様

株式会社ミラクリフォス
代表取締役　松島将貴様
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今回は静岡県で整体院を中心に１１店舗経営されている株式会社ミラクリフォスの松島代表に取材をさせて頂きました。
経営におけるこだわりや業界から注目を浴びているシステム、そして今後の展望についてお伺いさせて頂きました。

Q.柔道整復師になったきっかけを教えてください

A.中学～高校で柔道をしており大学の時には別の格闘技へ。
競技は「殺法」だが知識や経験（競技人生において多くのケガを経験など）を活かして「活法（人を良くしていく）」に興味を持ちました。また、高校を卒業した頃は柔整の専門学校の規制緩和があったが高校の顧問から大学は出ておいた方が良いと勧められて進学し卒業した後に専門学校へ進学しました。

Q.整体・整骨院経営のこだわりについて教えてください。

A.診断名がつかない痛みや症状について病院とは異なる角度から不調の改善をして最終的に健康寿命を伸ばしていくことを大切にしています。そのため、痛くなったら再度来院頂くスタイルではなく健康な状態を維持するために通い続けて頂くスタイルを患者様に提案している。また、少しでもお得に通い続けてもらえるように会員システムを導入して関係性構築に務めています。

Q.どのような成長曲線を辿られましたでしょうか。

A.2013年に開業して2021年9月で8年。店舗数は11院（2021年11月時点）となっており1院目は田舎という立地でありながらも自費施術を積極的に導入しました。その当時3年間は出店をしないと決めました。理由は当時整体の講師も務めている中でどこまでの症状や痛みや不調に対して通用するのか経験として確立をしたくて、スタッフに教育する際にも成果を出せるための仕組みづくりを行いました。その後、2店舗出店において3年間で行ってきた技術および仕組みが間違っていなかったと確信できました。
また、2018年に3店舗目を出店した際に5カ年計画で年商5億円という事業計画を立て、現在は5カ年計画の途中であり年商10億円を見据えています。
なお、事業計画は関わってくれる人を幸せにしたい想いが強いです。

Q.「(株)ミラクリフォス」と「タスクグループ」の由来について教えてください。

A.ミラクリフォス＝未来×創造→ミライクリエイトフォースからつけました。
タスクグループ＝名前の「将」から取り「たすく」と読むことと「助ける」の文語。さらに普段の業務におけるタスクの３つを含んだもので「人を助けていくのは自分自身の仕事」からつけました。

A.修行時代（整骨院）で適正に保険をしていても照会が届いたり、患者様への説明に難しさを感じたりしました。その中で療養費を適切に活用していく方法論が考えられなかった。その制度や医療費削減という観点から自分たちで変革できることとして間接的にでも貢献できるように自由診療を適切に行うために整体院として店舗展開を進めています。
また、整骨院と整体院の認知率の課題から整体院として柔道整復師の地位を向上させていくことも考えています。
したがって、今後の事業計画においては、整体院として拡大させていく予定です。
さらに、採用においても健康に携わる仕事に就きたい人（未経験、無資格）に対してきっかけの機会の受け皿として貢献できていると思っています。

Q.「ポイント累積型会員制」とは何でしょうか？

A.理念に基づいて月額会員費用とプリペイドカードの組み合わせで掛け捨てにならないようにポイントを施術に使用して通い続けて頂きやすいシステムとなっています。

Q．店舗が11院（直営9院）となっておりますが、スタッフマネジメントのポイントを教えてください。

A．現在、管理者は全部で10名いてそのうち女性管理者は３名です。
マネジメントのポイントとしては対話をしながら１人１人の将来（仕事・プライベート）についてすり合わせをして仕事とリンクさせていく。また、社長の私からスタッフに歩み寄って対話を進めていくことも始めました。
一方で、女性スタッフにおけるマネジメントは正論だけでなく共感や感情へのフォーカスを大切にしています。

Q.最後に、今後の経営の展望をお教えて下さい。

A.整体院として静岡県で店舗数を１番にすることをスタートとしてその後は県外も模索していこうと思っています。さらに、年商10億円にコミットしながらも働くスタッフが本当に幸せになれるかを土台として事業計画を逆算していきたいと思っています。