新規事業で1円たりとも赤字を出さないために~失敗から学ぶ4つのパターン~

2019年10月9日配信

カテゴリ:
経営

なぜ、新規事業が上手くいかないのかをご存知でしょうか?
・事業計画、見積もりが甘いこと、・適切な専任者がいないこと、・人材採用が上手くいかないこと
・事業展開がスピーディーに行えず、資金がショートしてしまうこと
などが挙げられるかと思います。

まず、皆様が新規事業を検討される際に注目いただきたい点としては、
・どこで戦うのか(整骨院・接骨院事業で培ってきた自社の強みを別の市場に転用する)
・何で戦うのか(整骨院・接骨院事業をベースにしつつ、新しい強みや提供価値を構築する)
このような点が重要です。できるだけ既存事業と隣接したビジネスから始めることもポイントであると言えるでしょう。

そもそもなぜ新規事業に注目する必要があるのかと申しますと、こちらの記事をご覧ください。
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2019年9月2日配信 「なぜいま新規事業に注目する必要があるのか」
https://funai-healthcare.funaisoken.co.jp/mail_magazine/190904/
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新規事業が上手くいく確立として、“せんみつ”(1000社のうち3社のみ)と言われることがあるように、成功させるためにはそれなりの事前準備や市場を見極める力が必要です。

しかし、失敗する確率を下げることはできます。

今回は、新規事業を始めるにあたって、1円たりとも赤字を出さないために、新規事業が上手くいかない4つのパターンをご紹介いたします。逆にいうと、これらの4つのパターンに当てはまらなければ新規事業を上手く軌道に乗せることが可能です。

 

1)経営者自身が先頭に立って取り組めていない場合
新規事業部を作って人員配置を行い、事業責任者を立てて、「あとは任せた!」というだけでは成功確率を上げることは出来ません。経営者様自らが先頭に立って、神経を注げる環境にないと新規事業を行うべきではないと言えます。
逆にいうと、既存事業(整骨院・接骨院事業)を自身以外の社員に任せても問題ないという状況にならないと新規事業を始めるべきではないと言えます。
経営者様自身が先頭に立ってやれるかどうか、先頭に立ってやれるだけの時間を取ることができる状況かどうかを見極めていただくことが重要です。

2)自社のやり方・経営スキームのみでやろうとしている場合
要するに、経営者仲間から聞いた話、何となくの聞きかじりの話、セミナーに参加して全貌を知れた気になったビジネスに自社の既存事業のやり方や枠組みのみで参入としようとする場合です。
整骨院や接骨院などの経営者様の場合、出店立地の選定から人材採用、集客活動、自院の認知活動まで全てを内製化して行っておられる会社様が多くありますが、新規事業を始める場合においてはその業界業種にあった方法で行う必要があります。
端的に申しますと、自社内で1から100まで行う必要はなく、パッケージ化されたビジネスを効率よく展開していくべきということです。
店舗出店までの確実性とその後の展開スピードを意識しなければなりません。

3)既存立地の活用メインで新規事業を考えている場合
もちろん、既存の立地や所有地の空きスペースを活用して新規事業を始めることがベストではあります。
地域特性や住民特性を知った場所ですし、何よりも出店時のコストを抑えられるというメリットがあります。
しかしやりたい事業が、その既存立地で成立するかどうかを考えなくてはなりません。
必ず守っていただきたいのは、「新規事業を決める→その事業に合った立地を選定する」という流れです。
船井流の考え方であり、他社との差別化を図る際に重要なポイントとして、立地・規模・ブランド(ロイヤリティ)であると説明することがあるように
ビジネスにおいて最も重要であり、何よりも優先して考えないといけないのは立地です。
結局のところ、立地は損益に大きな影響を及ぼすということです。

ただし、既存事業での空きスペースや活用したい所有物件がこれから始める新規事業とマッチしているという場合も少なからずございます。
その際は弊社のコンサルタントに一度ご相談いただければ、貴社に合わせた最適な道筋を提供いたします。

4)新規事業責任者に第一線で活躍できる人材を登用していない場合
よくあるのが既存事業で活躍できていない人材を新規事業の責任者、ないし重要なポジションに配置するという場合です。
既存事業で実績を残せていない、目に見える成果を出せていない人材の配置で新規事業が軌道に乗ることはまずありえません。
既存事業のNo.1社員を新規事業に据えることが難しいとしても、No.2やNo.3の社員が面白そうだなと思える、自ら率先して「私にやらせてください」と言ってくれるような事業を選択する必要があります。

上記4つのパターン以外にも新規事業を始める際には、競合店舗と差別化要素を持った商品を扱えることであったり、できるだけ採用に困らない業界・業種を選択したりすることも重要であるといえます。

いま、新規事業を推進し、会社としてのイノベーション力を取り戻して、2030年に向けて明るいビジョンを描いていただければ幸いでございます。

地域の人々が抱える身体的な悩みを解決し、健康な身体で生活できるようにサポートするという整骨院としての本来の役割を全うされ、1人でも多くのスタッフや地域住民の方々に幸せを提供するために新規事業を始めていただければと思います。

――――【これが年内最後】*トレーニング事業新規参入セミナー開催決定【※異業種からの参入事例あり】*――――
2019年7月に開催いたしましたセミナーが好評につき、年内最後の開催が決定いたしました。
今回のメールマガジンの冒頭で紹介いたしました、

・どこで戦うのか(整骨院・接骨院事業で培ってきた自社の強みを別の市場に転用する)
・何で戦うのか(整骨院・接骨院事業をベースにしつつ、新しい強みや提供価値を構築する)

という観点から考えても整骨院業界とフィットネス・トレーニング業界の相性の良さは明瞭です。
ぜひ既存事業での知識をそのまま横展開できるフィットネス・トレーニング業界にご注目ください。

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