Googleフォームを活用!患者アンケートで「愛される整骨院」を育てる経営分析術

目次

1.この記事はこんな方におすすめ

「患者さんの反応はいい。感謝の言葉ももらう。でも、紹介がほとんど出ない

「紹介キャンペーンをやっても、思ったほど反応がない

「広告費がかさむ一方で、紹介に頼れずジリジリしている

こうした悩みを抱える整骨院経営者の方は、決して少なくありません。

ある院長先生は、こんなふうに話してくれました。

「患者さんに“よかったらご紹介くださいね”って伝えてるんですよ。でも実際には誰も紹介してくれない。こちらから何度もお願いするのも気まずくて…」

実はこれ、“患者さんの声”が経営に活かされていない典型的なパターンです。

📌 Googleフォームを活用し、患者さんの声を経営に活かす整骨院には、いくつかの共通点があります。

  • 患者さんの「本当のニーズ」を把握する力
  • サービスの「改善点を見つける」分析力
  • 効果的に「見える化」して次の一手を考える戦略性

この3つが整っているかどうかで、患者さんの満足度向上、ひいては紹介やリピートの出方は大きく変わります。

本記事では、

✔ なぜ「患者さんの声」が経営に活かされないのか?

✔ Googleフォームで「本当に聞くべきこと」とは?

✔ アンケート結果から「愛される整骨院」を育てる仕組み

といった視点で、現場ですぐに実践できるヒントをお伝えしていきます。

2.「患者アンケート活用」って、具体的に何をするの?

🔹患者アンケートの役割と目的

患者さんの「生の声」を直接聞くことで、見えないニーズや満足度を把握し、サービスの質向上、ひいてはリピート率アップや新規集客に繋げる、経営の羅針盤となる活動です。

🔹Googleフォームで業務をサポート

無料で手軽にアンケートを作成・配布し、回答を効率的に収集できるツールです。特に、回答がリアルタイムで自動集計される機能と、詳細な分析ができるスプレッドシート連携機能が魅力です。

🔹「グラフ化」で患者さんの心が”見える”

収集したデータを棒グラフ、円グラフなどで「見える化」することで、数字だけでは見えにくい傾向や変化を一目で捉え、次の一手を考えるための強力なヒントになります。

3.アンケート活用を「なんとなく」で放置するとどうなる?放置リスクと現実的な課題

🔹患者ニーズの「見過ごし」は大きな損失に

患者さんが本当に求めていることが掴めず、提供するサービスとズレが生じ、結果的に患者さんの満足度が低下し、大切なリピート客を失うリスクが高まります。

🔹アナログ集計は「時間泥棒」!

手作業での集計や分析は、ただでさえ忙しい日々に大きな負担となり、結局データが埋もれて活用されない「宝の持ち腐れ」状態になってしまいます。

🔹競合に「一歩先」を行かれる危険性

整骨院業界はすでに「成熟期」に突入しており、新規集客の難易度が高まっています。患者さんの声を活かしてサービスを改善しないと、患者さんから選ばれる院との差が広がり、競争力を失うことにも繋がりかねません。

🔹新規集客コストが「青天井」になる前に

新規患者獲得のコストが高騰している今、既存患者さんの満足度を高め、長く通い続けてもらうこと、そして「紹介」に繋げることが、安定経営の鍵です。アンケートを放置することは、その重要な機会を逃すことになります。

4.まずここから!Googleフォームで始める患者アンケート活用術

ステップ① Googleフォームでアンケートを作成しよう

アカウントがあれば30秒でスタートできます!フォーム名と質問項目を設定し、患者さんが答えやすいよう「記述式」「選択式」などを上手に使い分けましょう。特に、後でグラフ化しやすい「選択式」や「評価式」を意識すると、分析がスムーズになります。院のイメージに合ったデザインに調整し、いざ公開へ。

ステップ② リアルタイムで「患者さんの声」をキャッチ!自動集計機能

回答タブの「概要」「質問」「個別」で、すぐに結果を確認できます。日々の患者さんの反応や傾向を素早く掴むのに最適です。

ステップ③ スプレッドシート連携で「深掘り分析」に挑戦!

Googleスプレッドシートに連携すれば、収集データを自動でエクスポート。フィルター、ピボットテーブル、グラフ作成機能を駆使して、多角的な分析が可能です。

ステップ④ アンケートで「何を聞くか」が重要!

  • 来院のきっかけ: どの媒体から来院したかを知り、今後の集客戦略に活かしましょう。
  • 施術の満足度と改善点: 具体的な施術内容やスタッフの対応について、率直な意見を集め、改善に繋げます。
  • 具体的な症状や悩み: 患者さんが「本当に困っていること」を深掘りし、今後の施術や情報提供のヒントにしましょう。
  • 紹介意向: 「もし同じ悩みの方がいたら、当院を紹介したいですか?」といった質問で、紹介に繋がる可能性を探ります。

ステップ⑤ 回答率をグンと上げる「ちょっとした工夫」

  • 「設問数は必要最小限に」: 回答する側の負担を減らし、離脱を防ぎましょう。
  • 「感謝の気持ちを伝える」: アンケートに協力してくれた患者さんへの感謝を忘れずに。

5.患者アンケート活用に関する「よくある質問」

Q1: Googleフォームでどんな種類のアンケートが作れますか?

A: 商品・サービスやイベント・セミナーに関するアンケート、予約・申込みフォーム、テスト、出欠確認など、様々な用途に対応できます。記述式や選択式など、質問形式も豊富に用意されています。

Q2: アンケートの回答を匿名にすることは可能ですか?

A: Googleフォーム自体には匿名設定のチェック項目はありませんが、質問項目で氏名や連絡先を必須にしなければ匿名での回答が可能です。ただし、回答を誰がしたのかを把握する必要がある場合は、メールアドレス収集設定を利用できます。

Q3: 集計結果はどのように経営に活かせばいいですか?

A: 例えば、顧客満足度調査で「平均値」を算出して満足度を数値化したり、イベント評価で「男女比」や「年齢層」をヒストグラムで可視化したりできます。ピボットテーブルを使えば「年代別サービス利用頻度」などクロス集計も可能です。これらの分析結果を、サービス改善やマーケティング戦略に直接繋げましょう。

Q4: Googleフォームのセキュリティは大丈夫ですか?

A: GoogleフォームはGoogleアカウントがあれば30秒で登録でき、アンケートで集めたデータはリアルタイムで集計され、特定の期間や属性に合わせて出力することも可能です。ビジネス利用もされており、セキュリティ対策も施されています。

6.患者アンケートから見えてくる「経営改善のヒント」

患者満足度がリピートと紹介を生む

アンケートで得た満足度データは、固定客化や紹介に繋がる仕組みづくりに直結します。患者満足度が高い状態での声かけは、口コミの質を高めることにも繋がります。

7.さらなるステップアップ:DX連携で経営を加速する

DX化の推進で「経営の見える化」を

整骨院業界は成熟期に入り、今後はIT投資による労働生産性の向上や利益率の改善が重要になります。Googleフォームを使ったアンケートも、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として捉えることで、より効率的な経営分析が可能になります。

データ集約とリアルタイム経営の実現

Googleフォームで得たデータをGoogleスプレッドシートやLooker Studioなどのツールと連携させ、売上管理、リピート率、新規患者の来院経路などのKPIをリアルタイムで「見える化」しましょう。これにより、日々の経営判断がより迅速かつ的確に行えるようになります。

チャットボットで患者接点を強化

ウェブサイトにチャットボットを導入することで、患者さんが知りたい情報にすぐにアクセスできるようになり、サイト内の滞在時間やアクション数を増やすことができます。これはLINE登録件数の増加にも繋がり、よりきめ細やかな患者フォローを可能にします。

LINEのセグメント配信でロイヤリティ向上

LINEのタグ付け機能を活用し、患者さんの状況(未登録、卒業、ロイヤリティ顧客など)に応じて情報をセグメント配信することで、再来院促進やサブ商品の紹介、紹介イベントへの誘導など、顧客ロイヤリティを高めるアプローチが可能です。

8.まとめ:「患者さんの声」を未来の経営戦略に!&困ったときの相談先

今回のコラムでは、Googleフォームとグラフ化を駆使した患者アンケートの活用法を、その重要性から具体的な実践方法、さらにはDX戦略への連携まで、多角的にご紹介しました。患者さんの「生の声」は、単なるデータではなく、あなたの整骨院をより良くするための「宝の山」です。

Googleフォームの無料ツールとしての手軽さ、そしてスプレッドシート連携による深掘り分析は、経営の「見える化」を強力にサポートし、患者さんとの絆を深めるための第一歩となります。

もし、「もっと詳しく知りたい」「うちの院に合わせた具体的なアドバイスが欲しい」と感じたなら、私たち専門家がお力になります。

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