新人柔整師と一気に距離を縮めるために最初にやっておくべくこと

2018年4月9日配信

カテゴリ:
経営

皆様
こんにちは。
船井総研の米田です。

 

4月に入り新年度もスタートしました。

今年度から施行される管理柔整師の要件の変更に伴い、
この4月に新人柔整師を採用された方も多いのではでしょうか?

新人柔整師がこの4月に習得するべき事は、院の雰囲気に「馴染む」ことです。

この「馴染む」ことをいち早くできるかで、戦力になるためのスピードが変わります。

ではどうすれば早く「馴染む」ことができるのか?

まず院の雰囲気に「馴染む」とは、

院長、先輩、受付スタッフ、患者様に自身のことを理解していただき、

また自分も院長、先輩、受付スタッフ、患者様のことを理解することが大事です。

 

しかし、この相手を理解するということは新人の立場からするとかなり大変です。

新しく覚えないといけないことが山積みで、
目の前の事をこなすだけで日々精一杯だと思います。

 

だからこそ、意図的に相互理解ができる場を作ることがポイントです。

その場作りに適しているのが「長所50」です。

「長所50」とは、院長、先輩、受付スタッフ、新人の全員で自分の長所50個を紙に書いてきてもらいます。

そしてその紙を全員分コピーして配ります。

あとは、一人ずつその長所50の紙について全員で見ていくのです。

 

一般的に自分の長所の10個ぐらいはちょっと考えるだけですぐに思いつきます。

しかし、50個となるとなかなか搾り出してこないと思いつきません。

搾り出す際に、自然と自己分析を行って長所を導き出そうとします。

この絞り出た長所は、周りが表面上で見ていてもわからない長所で
新たな発見につながります。

 

新人も同様で、院長、先輩、受付スタッフの絞り出た長所を知ることで 相手への理解が早まります。

 

人は、基本的に自分のことを理解してもらえると安心して心を許します。

より知ろうとする行動は、相手を嬉しい感情を生み出します。

そのため実践していただく際のポイントとして、
書いている長所について何でもいいので積極的に質問をしてあげてください。

 

この「長所50」を実践することで院全体の相互理解が深まり、
新人が早期に「馴染む」ことができるようになります。

また、院長の立場では既存スタッフ知らなかった長所も知れて
さらに良い関係性が築けるようになります。

簡単にできることですのでぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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