【24時間ジムとの比較】経営者から見たセミパーソナルトレーニングジムが流行する理由

2019年7月10日配信

カテゴリ:
経営


 

整骨院経営者の皆様にフィットネス・トレーニング業界の最新情報をお届けいたします。

前回、私がお送りさせていただいたフィットネス・トレーニング業界の最新情報は
ユーザーから見たとき、セミパーソナルトレーニングが
なぜ今後流行していくのかということを解説させていただきました。

結論として、
『ユーザーから見たとき、従来型のトレーニングジムでは継続して通えなかったポイントや
入会し辛かったポイント、そして退会につながるポイントを全て払拭した、
全く新しいトレーニングジムのモデルであるため』
今後流行していくと締めくくらせて頂きました。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://funai-healthcare.funaisoken.co.jp/mail_magazine/190705/

では今回は、経営者から見たとき、なぜ今後セミパーソナルトレーニングが流行していくのかについて、
フランチャイズ展開を行う、24時間営業のトレーニングジムの平均数値との比較を行うことによって
詳しくお話いたします。

結論から申し上げますと、

 『経営者から見たとき、小さく始めて大きく利益を残せる、新規参入しやすくて
圧倒的地域一番店を目指せる、全く新しいトレーニングジムのモデルであるため』
です。

具体的に説明していきます。
下記の図はセミパーソナルトレーニングジムと24時間営業トレーニングジムを比較した図になります。

セミパーソナルトレーニングジムと一般的な24時間営業トレーニングジムの違いを示した図から
読み取れることは大きく分けて3つあります。

1つ目に、初期投資費用の違いです。
24時間営業トレーニングジムはマシントレーニングをメインに行うため、
トレーニングマシン導入費として4000万円ほどかかります。
そのうえ、トレッドミル(ランニングマシン)やバイク系マシンの耐久年数は5年です。
5年が経つ頃には内部のベルトから異音が出始め、操作タッチパネルが効かなくなるため
5年を目途に新品への入れ替えが必要になります。

また、防犯カメラの設置費用やシャワー設備の設置費用などの内装費用が掛かるため
初期投資金額として6000~8000万円ほど掛かります。
海外に本社を持つフランチャイズチェーンの場合、床や壁紙も指定されており、
米国から輸入してきた内装材しか使えないため更に初期投資金額は増額します。

一方で、セミパーソナルトレーニングジムの場合は、
体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングをメインで行うジムのため、
使用するマシン・機材はヨガマットやバランスボールなどがメインです。
マシン導入費用は100万円以下で収めることが可能になっています。
またシャワー設備を設置する必要はないため、初期投資を最小限まで抑えることができます。

2つ目に、 投資回収期間についてです。
ここは営業利益率と大きく関わっています。
一般的な24時間営業トレーニングジムの場合、初期投資として8000万円をかけて、
営業利益30%、オープン後5~7年かけて投資回収期間を終えるというモデルが多く存在しています。

一方でセミパーソナルトレーニングジムの場合、初期投資金額を1000万円以下に抑えながら、
営業利益率を40%まで高めているため、早期での投資回収が可能になっています。
目安としてはオープン後、2年以内に初期投資の回収を行います。

初期投資金額を回収した後は、売上から経費を除いた分が毎月積み上げ式で収入となっていきます。
セミパーソナルトレーニングジムを出店していただく場合、フランチャイズ展開ではないためロイヤリティはありません。
この点も早期での投資回収を実現しているポイントになります。

オープン後、毎月同じ新規会員数を集めたとき、セミパーソナルトレーニングジムと24時間営業トレーニングジムでは、
投資回収期間に圧倒的な差が生まれます。

同じスタッフ数で同じ人件費を使いながら、物件を見つけて、トレーナーを採用し、広告宣伝費をかけて、集客を行う。
その中で、出来るだけ早期の投資回収を実現できるビジネスの方が魅力的であることは言うまでもありません。

3つ目に、 必要となる敷地面積についてです。
ここは初期投資金額や導入するトレーニングマシンと関わる部分です。
24時間営業のトレーニングジムでは、トレッドミル(ランニングマシン)やバイク系マシンなどの
大型トレーニングマシンを複数台導入する必要があります。
シャワー室や更衣室、ロッカー設置場所を確保する必要があるため、最低でも60坪以上必要になります。
広い敷地面積が必要になることに比例して家賃や賃貸保証料も高額になるため、投資回収までに期間を要するのです。

一方で、セミパーソナルトレーニングジムの場合は、大型のトレーニングマシンの導入は必要なく、
スペースの取らないマシン・機材のみを使用してトレーニングを行うため24坪でも出店可能です。

小規模の敷地面積で出店できるというメリットは、家賃や賃貸保証料を抑えられることだけではありません。

出店可能な物件を見つけやすく、同じ地域内での複数店舗展開を行うことが可能です。
コンビニの跡地ほどの敷地面積があれば出店できますし、1階路面店だけでなく、
2階以上の空中店舗への出店も可能です。

地域内での認知度を最大化させることができ、トレーニングジムといえばここ!というような、
圧倒的地域一番店になることが可能です。

セミパーソナルトレーニングジムを経営することで、地域の皆様の健康増進に寄与することができます。
それだけでなく、地域内における貴社の知名度の拡大と企業価値の向上に繋がっていきます。

小さな投資で大きな収益を生むことができるセミパーソナルトレーニングジムのメリットを感じていただければ幸いです。

次回もフィットネス・トレーニング業界の最新情報をお届けいたします。
長文お読みいただき誠にありがとうございました。

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