整骨院で、今求められる予防治療とは?
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- 経営
皆様
こんにちは。
船井総合研究所の竹留です。
今回は、
整骨院で、今求められる“予防”治療とは?
というテーマで配信させていただきます。
整骨院業界で患者様に提供できるサービスとなると、
「治療」→「改善」→「予防」という枠組みになると思います。
これは、症状が発症してしまった患者様に対して、提供する施術サービスの順番と言えます。
「発症」:症状、痛みが発生してしまう
↓
患者様が、症状を対応できる機関(病院、クリニック、整骨院、整体院)を探し来院する
↓
「治療」:症状を緩和、治癒させるために施術を行う
↓
「改善」:症状が再発しないようにするために、身体作りを行う
↓
「予防」:良い状態になった身体を長期に渡って維持させるために施術を行う
といった流れであります。
しかし、患者様が最も離反(離脱)してしまうタイミングとして、
「治療」→「改善」を経過したタイミングであることが非常に多いと、
日々整骨院経営者(院長)の方とお話ししていると感じております。
皆さまの院でも治療開始から、3回目~5回目ほどでの離反が最も多いのではないでしょうか?
この理由としては、患者様の心理として、
「治療」→「改善」に至ると、
痛み、症状が軽くなり、「一旦、通院するのは終了しても良いのではないか?」
と思ってしまうことが大きな要因なのです。
では、このタイミングで患者様に教育すべき視点はどのような視点なのか、
ご説明いたします。
患者様の多くは、
「ここで治療をやめてしまったら、症状が再発してしまう」という認識を出来ていないことが多いです。
これは、どれだけ、施術者が患者様に伝えていても、
なかなかご理解いただけていないことが多いのです。
そのため、
「改善」→「予防」のフェーズに移る際に、
再度、今後の治療の目的、治療内容の説明を行う必要があります。
改めて、
(1) 今後の治療の目的は「ここまで頑張って作ってきた良い状態の身体を維持させる」ことに変化する
(2)治療の内容が「今までと異なる施術メニューになる」
(3) 今後は、頻度を下げて、継続的に通院いただくことになる
という3つのポイントを患者様にお伝えください。
この3つのポイントについて、改善期が終了する手前から、
説明する時間を設け、患者様にご納得いただく必要があります。
因みに、(2)の「今までとは異なる施術メニューになる」という
治療期、改善期とは異なる施術内容になる点もご納得いただく大きなポイントになります。
予防期の治療については、どうやって違いを患者様にお伝えしようか?
お悩みでしたら、是非お気軽にご相談下さいませ。
実際に、私たちのお付き合いさせていただいている整骨院様の中でも、
この予防期の治療メニューを開発された「予防プログラム」の確立により、
治療7回目のリピート率が70%を超えている整骨院様もいらっしゃいます。
これらの全国の成功事例を交えて、お伝えできましたらと思います。
今回、配信させていただいた内容が皆さまの院での少しでも参考になりますと幸いです。
長文お読みいただき、誠にありがとうございました。
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