【自賠責保険の保険料値下げ開始】2017年、整骨院の交通事故治療と損保会社対応
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- 経営
こんにちは。
船井総合研究所 北澤です。
ついに2017年4月1日から、
自賠責保険の保険料が
9年ぶりに値下げされました。
損保会社の国内自動車保険部門の
業績が好調であったことが伺えます。
また、値下げの背景には、
交通事故件数の減少があります。
損保会社の保険料の支出が減ったため、
収入とのバランスを適切に保つために保険料が
見直されました。
では、これから損保会社は
どういう方向性で動くでしょうか?
整骨院の交通事故患者数や
自賠責保険売上も比例して
減っていくのでしょうか?
今回は、これから「損保会社対応」の強化が
交通事故治療に力を入れていく上で、いかに
重要であるかということを改めて
考えて頂きたいと思います。
【交通事故件数は減少している。】
交通事故件数は、
死亡事故も負傷事故も減っています。
自動安全ブレーキなど運転支援技術の
普及によるところが大きく、
実際に、交通事故の件数は前年に比べ
−6%~−7%程度、一貫して減少しています。
なかなか減らないのが70歳以上の交通事故ですが、
それも今後は、免許更新の基準が
厳しくなる等の対策で、改善されていくでしょう。
【今後、損保会社の支払いはさらにシビアに?】
2016年、損保会社の国内の
自動車保険事業の収支が、軒並み黒字でした。
損保会社の保険金の支払い額減少が
大きな要因とされています。
特に、死亡や後遺障害などでの保険金の
支払い額・件数が減ったことが影響しています。
ただ、この4月の契約分から
保険料が見直されました。
これを受けて、損保会社は、さらにシビアに支払いを
絞るようになる可能性が高いと言えるでしょう。
【柔道整復からの自賠責請求は増加している。】
そんな中でも、医療費は、ここ数年、
ゆるやかな増加傾向にあります。
そして、柔道整復がそのうちの
20.6%(747億円/3,634億円)を占めています。
驚くことに、自賠責保険への柔道整復からの
請求件数は毎年、約4.0%ずつ増えているのです。
背景には、傷害での請求件数・金額の増加があります。
傷害での請求とは、人身だけでなく、
物損扱い等の事故も含めた請求です。
それだけ、整骨院を頼りにして下さる
被害者の方が多いということだと思います。
【患者様は信頼できるサポートを求めている。】
患者様の中には、損保担当者の対応に
納得していない方が大勢いらっしゃるのは
皆様よくご存知だと思います。
信頼できる人や場所が見つからずに
困るのは、被害に遭った患者様です。
「地域での信頼」についてはこちら↓
https://funai-healthcare.funaisoken.co.jp/mail_magazine/1712/
是非、皆様の院では、損保対応や医師連携を通して
患者様をサポートできるような
仕組みを整えて頂きたいと思います。
交通事故の起きにくい安全な
社会になっていく中でも柔道整復の働きは大きく
これから、今まで以上に、
損保会社の考え方を理解し、対応することが
重要になってくることをご理解頂けたかと思います。
(出典:損害保険料率算出機構)
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