HPをより最適化して来院率をあげるための３つのポイントとは？

2016年7月20日配信

カテゴリ：: 経営

皆様、こんばんは。船井総研の米田です。

治療院業界でもWEBマーケティングの重要性が認知されてきたのか、
治療院のHPが最近急激に増えてきた気がしています。

WEBマーケティングにおいてHPを持つことは非常に重要ですが、
その後の運用の動きも大切になってきます。

作成した当時は集患できていたHPも、
今では競合院のHPがたくさん現れて毎月の新規患者数は減少傾向。

こんな状態になってしまう前に、常にHPを更新して
最適な状態を保つ必要があります。

「HPからの新規数が減ってきているので、リニューアルを検討しているのですが
何から手を付ければ良いですか？」
最近ではこのような経営相談を受けることも少なくありません。

そこで今回のメルマガでは、「HPをより最適化するためにすべき3つのポイント」をお伝えします。

3つのポイントとは、

1.現状分析
2.課題抽出
3.対策

になります。

順を追って説明します。

まずは「HPの現状」を知らなければ、何から手を付ければ良いのかわからないのは当たり前です。
「HPの現状」とは、現在のHPからの新規来院数のことを指します。

「HPからの新規来院数」＝「HPのアクセス数」×「HPからの来院率」(※1)という要素に分解して表すことができます。

つまり目標とする新規来院数を達成するためには、「HPのアクセス数」と「HPからの来院率」を
増やせれば良いのです。
アクセス数は、SEO対策やその他の取り組みに応じて大きく変動しますが
来院率については、ある程度数字が決まっています。
毎月新規患者数を30人以上集めているHPでの来院率は1～3％になります。
現在の「HPのアクセス数」はグーグルアナリティクスという無料解析システムで明らかになります。

ここでポイント2つ目の「課題抽出」です。

現状の数値を※1の式に当てはめた際に、
目標とする新規来院数を達成するためには以下の3つの課題が明らかになります。

①アクセス数が足りない
②来院率が低い
③アクセス数も来院率も少ない

ここまで課題を明らかにすると、手を付けるべき内容も明確になります。

ここからポイント3つ目の「対策」に入ります。

先に来院率UPのための対策からお伝えしますが、
「来院率＝HPのコンテンツの良さ」と考えていただければ良いでしょう。
グーグルアナリティクスでアクセスした患者様のHP上での動きは一目瞭然です。

閲覧時間が短いページは無いか？
アクセスページがわかりにくい場所にないか？
しっかりと料金表まで見て頂いているのか？
頻繁に離脱しているページは無いか？

などの課題をクリアにしていくことで来院率が高まります。

またアクセス数UPのためには、SEO対策（検索エンジン最適化対策）はかなり重要です。

現在対策している検索キーワードでアクセス数がこれ以上伸ばせない場合は、
対策する検索キーワードを増やす必要があります。
また他の媒体（Youtube、エキテン）を利用し、HPへとたどり着く患者様を増やす対策も必要です。

まとめますと、目標とするアクセス数を達成するためには
HPへの入り口をたくさん作る必要があるということです。

来院率UP対策やアクセス数UP対策の詳細については、
このメルマガでまたお伝えできればと考えております。