約37%！交通事故患者様が負傷している部位とは？

こんにちは。船井総研浜崎です。

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さて、本日は皆様に交通事故に関する統計データを一つご紹介したいと思います。

その内容は、部位部位の構成についてです。

みなさまは、交通事故で負傷された方の部位で最も多い部位はどこの部位だとお考えでしょうか？

最近私のコンサルティング先でこの質問をすると、多くの整骨院スタッフ、経営者様が

「頚部」「腰部」と答えられます。

実は、頚部、腰部は負傷率でいうと比較的低い傾向にあります。

警視庁がまとめたデータによると、平成２５年時点の最新データで、

交通事故に遭った方がどの部位を主に負傷しているかのデータが出ております。

ランキングで言うと以下になります。

１．脚部　36,8％
２．腕部　19.4％
３．頭部　12.3％
４．頸部　10.8％
５．腰部　9.3％
６．顔部　4.5％
７．胸部　5.0％
８．腹部　1.0％
９．背部　0.8％

の順で、負傷部位が構成されています。

おそらく、整骨院へ来院される患者層というのは車対車で、

むち打ち症を中心とした症状で悩まれる患者様が多いと思いますので、

頚部が一番多いと考えた方も多いと思います。

しかし、歩行者として車に跳ねられたり、バイク事故や自転車事故の場合は体が直接傷害にあうため

全身、特に脚や腕を負傷するわけですね。

さて、このデータを見ていただくことで、

これからの整骨院でのＨＰなどの対策も変化が必要なことがわかります。

たとえば、ＨＰ上でもむち打ち症を中心とした症例を書いている整骨院様が多いと思いますが、

脚や腕の怪我、骨折後のリハビリなどについても記載することで、

現在病院や整形外科に通院していて、

満足に治療が受けられていない方々をより来院しやすくすることができます。

私のコンサルティング先でもそのような取り組みをして頂き、

交通事故後のリハビリで病院と併院で通院頂ける症例が非常に増えてきています。

交通事故の数自体は減ってきていますが、まだまだ症状が改善せず

困っている患者層はたくさんいらっしゃいますので、

業界全体でしっかり救済できるようにしたいですね。

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