整骨院の保険請求におけるオンライン請求について
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柔道整復師、あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師の施術施設での
オンライン資格確認の導入について、9月22日に発表された
『柔道整復師の施術所におけるオンライン資格確認について』
について今回はコラムを記載をさせていただきます。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
船井総研の萱間です。
●療養費の支給について
療養費は、通常の医療給付とは異なり、
患者が直接保険者に請求して受け取る「償還払い」の形式を取っています。
しかし、患者の施術料の支払いと療養費の適正な請求を確保するため、
地方厚生支局長と都道府県知事との協定や契約に基づいて、
柔道整復師、はり師、きゅう師、およびあん摩マッサージ指圧師は患者から
療養費の受領の委任を受け、保険者に代わって請求できます。
厚生労働省は、専門委員会の検討に基づいて協定書や
契約の取り決めを示す保険局長通知を発行し、
これに基づいて受領委任が行われています。
●受領委任の形式
地方厚生支局長、都道府県知事、および施術者は、
それぞれ委任を受けて契約を行います。
柔道整復師会の会員である柔道整復師については、
都道府県柔道整復師会長が協定を締結します。
●オンライン資格確認の導入
保険局長通知において、
施術者は患者が提出した被保険者証を使用して、
療養費の受領資格を確認する必要があります。
この確認プロセスをオンラインで行うことを検討しています。
令和6年秋の保険証の廃止に伴い、
患者の資格情報を確認するオンラインシステムを導入する必要があります。
保険局長通知を改正して、
令和6年4月以降、資格確認の方法として
「オンライン資格確認」を位置づけ、
令和6年秋以降、導入を義務化することを検討しています。
やむを得ない事情がある場合についても今後検討中です。
●資格確認の仕組み
柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の施術所において、
資格情報の確認と閲覧を可能にするシンプルな仕組みを構築する予定です。
資格情報をオンラインで取得し、事業者が確認できるようになります。
また、診療報酬支払基金法や国民健康保険法に基づく団体との連携を通じて、
資格情報の自動連携を実現する予定です。
資格情報の確認と関連データの保存・管理に関するリスクを
最小限に抑えるための対策も検討中です。
●機器の導入支援
必要な機器(汎用カードリーダー、タブレット、スマートフォンなど)の導入を
サポートし、オンライン資格確認の実現を促進します。
これらの取り組みにより、
柔道整復師、あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師の施術所における
オンライン資格確認が効果的に実施され、
患者と施術者の利益を保護し、効率的な運用を実現できるでしょう。
整骨院業界においても
デジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進展し、
特に保険請求のプロセスがオンライン化への移行が進行中です。
これまでにシステムやDXの導入に戸惑っていた事業者様も多いと思います。
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