コロナ期における整骨院の自賠責集客のポイント

緊急事態宣言が4月7日に発令され、早くも一ヶ月以上が経過しました。
全国的に緊急事態宣言が解除される動きが出ておりますが、経営状況はいかがでしょうか？

いつも弊社コラムをお読みいただきありがとうございます。
船井総研の小川です。

エリアにもよるかと思いますが、少しずつ新患も復調傾向にある企業様も多いのではないかと存じます。

引き続き第2波には警戒する必要がありますが、日々、沖縄から北海道まで全国の整骨院様をコンサルティングさせていただいている中で、下記のようなお声を良くいただきます。

「自賠責売上が安定しているため、保険・自費売上の低下分をカバーできている」
「自賠責新規の来院状況については、コロナの影響は大きく受けていない」
「競合院が休業状態にあり、自賠責患者様の転院が増加している」

ですので、当コラムでは、現状のコロナの状況を踏まえた上での自賠責集患対策をお伝えさせていただきます。
コロナ×自賠責集患の過去コラムはコチラ

まず、全体のトレンドの変化として抑えるべきポイントは以下の4点です。

1.４月は交通事故の件数が全国で昨対比１９％減少

2.ペーパードライバーが増加傾向
電車での移動やカーシェアの利用を避けるために、レンタカーを利用される方が増えており、レンタカー会社が繁忙期を迎えております。
また、ガリバーなども無料貸し出しを開始しております。
普段運転をされていない方が増えることで時間の経過とともに交通事故件数は増える可能性もあるかと考えております。

3.保険会社社員のリモート勤務が増加
今までほど対応が管理しきれていない可能性があり、また、事故件数自体が減少していることで部位数などの交渉は以前よりも行いやすくなっている傾向が全国的に見られます。

4.補償に関する知識を持っておくことがより重要に
金銭的な不安を持たれる方が増える事で、今まで調べなかった人、検索しなかった人が、補償を大切にする傾向も想定されます。

そして、上記を抑えた上で取り組んでいただきたいことが、HPの交通事故コンテンツ強化でございます。
おそらく、現状のHPに「肩こり」「腰痛」「頭痛」いった治療面においての主要な症状のページはあるのではないかと存じます。
ですが、交通事故に関するページはいかがでしょうか？

治療の患者様と比較して交通事故の患者様はニーズが潜在的であることが多く、そういった洗剤層にアプローチしていくため、オンライン上においても交通事故に関するコンテンツを地域一番化することが重要です。

ですので、可能であれば、以下のようなページをご執筆の上、HPに掲載していただければと思います。

①交通事故に遭ってしまったら
②整骨院と病院の上手な通い方
③交通事故施術について
④交通事故の保険について
⑤むちうち
⑥損保会社のご担当者様へ
⑦その他ケース別の事故について(自動車事故、自転車事故、人身事故など)

これらの交通事故に関するコンテンツをHP内に増やしていくことで、SEO・MEO・PPCでのアクセスアップとHPの反応率アップを両立できますので取組みを進めていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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