【5年後には集客コスト2倍！？】インターネット広告市場の変化と知らない経営者だけが損をする整骨院が取るべき対策

2023年6月2日配信

カテゴリ：: 経営

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船井総研・整骨院コンサルティンググループの後藤です。
突然ですが、今現在、日本全体でインターネット広告媒体費はどの程度の市場規模になっているかご存じでしょうか？

インターネット広告の市場は5年で2倍に拡大・・その事実が意味すること

とある調査によると2023年の広告費用は約2.8兆円になると推計されており、これは2018年と比べるとほぼ2倍の数字です。ここ数年は毎年10％～20％程度インターネット広告の市場は拡大しており、その傾向はしばらく続きそうです。
また、整骨院関連の広告市場も体感ではありますが、概ね整骨院周辺領域についてもこの傾向に沿って広告費用が伸びている印象を持っています。

【インターネット広告の市場が大きくなっている】この事実は整骨院経営者にとって非常に重要です。

【インターネット広告の市場が大きくなっている】事には何かしらの原因があります。

考えられる原因は2つで、
①整骨院に行きたい消費者が増える（需要が増えている）ことで広告の表示回数が増加している
②集客に困った整骨院が増えた（供給が増えている）ことで広告の単価が上がっている
のいずれかです。

Googleトレンドから見る整骨院の置かれるまずい現状

どちらが正解かを紐解くヒントはGoogleトレンドという機能を活用することで得る事が出来ます。

Googleトレンドによると直近の5年間での【整骨院】というキーワードの検索ボリュームはほぼ横這いになっており、検索ボリュームの大幅な変動は見られません。

このことから、インターネット広告の市場拡大は【②集客に困った整骨院が増えた（供給が増えている）ことで広告の単価が上がっている】事が原因にあると推察されます。

実際に広告を運用をさせていただく中でも1クリック単価≒一人の患者様にHPを見ていただく為に必要な広告費用は年々高騰しています。
この1クリックあたりの単価高騰は患者様の集客コストの上昇に直結します。

宣伝広告費を上げずに放っておけば、集客は減少。宣伝広告費を上げても集客人数が増えなければ利益が減少するだけと整骨院に取っては退くも地獄、進むも地獄という状況です。

では、今整骨院経営者は何と向き合うべきなのか？
私は2つの取り組みが必要だと考えています。

①データ分析を活用したホームページの定期的なブラッシュアップ
②LTVを伸ばす為の患者様対応・初診対応・商品の磨きこみ

特に①においては、他業界と比較して、データ分析を活用するという取り組み自体ができておらず、
【どのページに入って来た人が何％の割合で実問い合わせに繋がっている】
【どのキーワードを中心に露出を増やすことで費用対効果よく集客出来る】
などの分析をしっかり出来ている企業はほんの一握りです。

各症状や各ページごとの貢献度を計測し、より効率的に投資を行っていく事で一人あたりの集客コストを上げないようにしている企業だけが長期的に集客を獲得し、企業として生き残っていく事になると考えています。

データ分析を活用し集客を伸ばしている企業はどのような取り組みを行っているのか？
最新のデータ分析と実際の事例を元に整骨院企業が取り組むべき集客施策について解説させていただきます。
1時間半で整骨院集客の最前線が理解出来るセミナーになっておりますので整骨院経営者の方・集客に携わる方は必ずご参加ください。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/101808