【サンプル付き!】伝え上手な整骨院になろう!効果的なポップ・POP作成4つのポイント
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目次
新しい施術メニューや期間限定キャンペーンを開始したとき、または営業時間の変更や当院からのお知らせなど
イチオシ商品やおすすめ商品があるときに効率的にアピールしてくれるポップ・POP。
多くの院長先生が一度は自分でやってみよう!と作成されたことがあるのではないでしょうか?
ポップ・POPは誰でも簡単に、ほとんど無料で作ることができ、活用方法によっては貴院の業績に大きな影響を与えることができる便利なツールです。
せっかく作るなら、おしゃれで分かりやすいことはもちろんのこと、患者様から自然と尋ねられるポップ・POPを作成したいものです。
そこで今回は、整骨院の院長先生に向けてポップ・POP作成の原則や効率的な作成方法をお伝えいたします。
(1)まずはポップ・POP作成の流れと全体像をみていきましょう。
(2)これだけは押さえよう!ポップ・POP作成3つの原則
まずポップ・POP作成の際に、押さえておいていただきたいポイントが3つあります。それは―
■何を伝えるのか(目的は何か)■どんな人に見てもらいたいのか ■どこに掲載するのか
この3つです。この3つの原則を意識するだけでこれまでのポップ・POPとは見違えるほど効果が変わってきます。
■何を伝えるのか(目的は何か)
まず初めに、これから作成するポップ・POPの目的は何なのかを整理しましょう。
ポップ・POPは単に商品やサービスなどを「 知らせる 」だけのものではありません。販売に直接繋げることが最重要です。
ですので、目を引くデザインであることや季節感を演出した見せ方であることももちろん重要ですが、
過度にこだわりすぎて商品の情報や魅力が伝わりにくくなってしまっては本末転倒になってしまいます。
ポップ・POPは店内装飾物ではなく広告物であり、購買意欲を促進するための広告であることを忘れないようにしましょう。
■どんな人に見てもらいたいのか
ポップ・POPを見たときに「 これは私のことだ! 」と思ってもらうことがポイントです。
例えば、単に「 男性向け 」と伝えるよりも、「 40代の運動不足なサラリーマン必見! 」と記載する方が
これは私のことだ!と思ってもらいやすいでしょう。
他にも、女性に向けの商品・サービスの場合でも、働いている女性なのか、それとも子育てをしている女性なのかで
ポップ・POPの見せ方は変わってくるでしょう。
見た人に「 これは私のことだ! 」と思ってもらい、共感を促すことが重要です。
■どこに掲載するのか
ポップ・POPが完成したあと、どこに掲載するのかをあらかじめ決めたうえで作成に取り掛かるようにしましょう。
待合スペースの壁に貼るのか、トイレの壁に貼るのか、受付横に立てるのか。
または通行人からも見えるように入り口付近から屋外に向けて貼るのかで、ポップ・POP自体の大きさや素材、形状、文字の太さや色使いなどを変える必要があるためです。
ポップ・POPを使って購買意欲を促すことと同時に、どこに掲載するべきであるかも同時に並行で考えるようにしましょう。
(3)効果的なポップ・POP作成の流れ
3つの原則を押さえたあとは、ポップ・POP作成の流れに沿って各項目について解説していきます。
②伝えるべき内容を整理する
ポップ・POP紙面に掲載したい情報や項目を箇条書きで書き出します。
このときいきなりPCで書き出すのではなく、一度紙に手書きで書き出してみましょう。
書き出した箇条書きの項目が多くなる場合は、紙面に掲載する優先順位をつけておくことでこの後の工程がスムーズに進みます。
③強調したい情報を整理する
ポップ・POP紙面に掲載する商品の「 何が優れているのか 」「 他の商品・サービスとは違うポイント 」
「 価格(割引度合い) 」「 どのような悩みの方におすすめか 」など患者様の購買意欲を促すキーワードを整理しましょう。
④レイアウトを考え、配置する
ここまでの工程のなかで整理してきた情報を、どのように配置していくかを決めます。
この工程で意識するべきなのは、下記の3つです。
■余白を活かす
(紙面全体に文字があってしまっては、圧迫感が強いポップ・POPになってしまいます。情報を足すばかりではなく、あえて引くことで紙面の中で緩急を付けましょう。)
■似た要素はまとめて載せる
(値段と割引率、おすすめのポイントやメリットなど似た要素は紙面の中で近くに掲載しましょう。)
■目線を意識する
(人間がチラシやポップ・POPを見るとき、「Z」の字のように視線が動くといわれています。紙面左上から右下に情報を配置していきます。紙面上では右下が最後にみられるため印象に残りやすくなります。そのためこの位置には行動を促すような内容を掲載しましょう。例えば、「 お近くのスタッフまでお声かけください 」や「 お申し込みはこちら! 」などです。)
⑤実際に掲載してみる
掲載予定であった場所に、実際にポップ・POPを掲載してみましょう。掲載開始から少なくとも1週間から10日間ほどは様子を見てみるといいでしょう。
⑥効果測定し、修正改善を行う
ポップ・POPを掲載したら終わりというわけではありません。そのポップ・POPを掲載したことによってどのような変化があったのかを検証していく必要があります。
実際に、ポップ・POPを見て問い合わせていただいた方や購入された方に、どのようなポイントが気になったのかをインタビューしてみるのもいいでしょう。
修正と改善を重ね、たった1枚で売上を伸ばすことができる、そんなポップ・POPを目指していきましょう。
(4)参考例
これからポップ・POPを作成しようとする方に向けてサンプルを掲載いたします。
1つの参考例としてご確認ください。
参考1
参考2
(5)まとめ
いかがでしたでしょうか?作り方次第では店舗売上の強い味方となってくれるポップ・POP。
ポップ・POP が院内のイメージアップや装飾にとどまらず、新しい商品を患者様にオススメする「 営業マン 」としての役割を担うことができれば素晴らしいですね。
これまでそれほど重要視してこなかったという方には、今一度ポップ・POPの有効活用案について考える機会となれば幸いです。
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