【これからの整骨院経営には必須の事業】予防までを提供できる整骨院になるために

2021年4月20日配信

カテゴリ：: 経営コンサルティング集客マーケティングセミパーソナルトレーニング・フィットネス

皆様の整骨院・整体院では”予防”までを一気通貫して提供できていますでしょうか。

これからは、
「痛みの出ない身体を“維持”し、健康に過ごせる身体を手にする」時代になってくることはぼ間違いないかと思います。

いつもありがとうございます。
船井総研の藤田です。

なぜ”予防”というテーマがより注目されると考えられるのかを丁寧にご説明させていただきます。

先に結論をお伝えすると、主に以下の3点があります。

①コロナウイルスの影響で国民の健康志向が急激に高まった
②医療費が年々上昇し、国の予算を圧迫している
③整骨院において「治療→改善→予防」まで提供することが必要になる

ここから詳しく説明していきます。

＜１＞コロナウイルスの影響で国民の健康志向が急激に高まった
まずこちらですが、以下のような興味深いアンケート結果が出ております。

Q.新型コロナをきっかけに健康意識は変化したか？
という質問に対して、、
7割の回答者が「健康意識が変化した」と回答しております。

※出所：【引用】経済産業省『健康経営の推進について』

こちらから分かる通り、国民の健康志向は間違いなく向上しています。

またこのコロナ禍の中で「コロナ太り」などのワードが新しくできたことで、
健康維持の食事なども注目されています。

＜２＞国民医療費が年々上昇し、国の予算を圧迫している

こちらですがまず下の図をご覧ください。
国全体で医療費が2025年までに約60兆円まで膨らむと言われています。

（引用元：経済産業省・次世代ヘルスケア産業協議会中間とりまとめ（PDF形式：549KB））

またこちらの図もご覧ください。
国の医療費が予算を圧迫しているため、
必然的に国がヘルスケア産業（予防分野）に対して注力することがわかります。
特に運動分野の市場に関しては、
2016年に7,100億円のところ、2025年には1兆5,900億円規模まで伸びると書かれております。

出所:次世代ヘルスケア産業協議会の今後の方向性について/
　　ヘルスケア産業(公的保険外サービスの産業群)の市場規模(推計)の内訳（経済産業省）

＜３＞整骨院において「治療→改善→予防」まで提供することが必要になる

現在全国の整骨院件数は約5万件ほどと言われております。
整体院なども合わせた治療院も含めると、
コンビニの件数よりも多いと言われ、競争激化の時代を迎えています。

競争激化するにあたり、患者様に自院を選んでもらうためには「圧倒的な強み」が必要になります。したがって、多くの整骨院で下の図のように「治療→改善→予防」までを提供するようになってくると考えております。

そして下の図でもわかるように、日本では少子高齢化が進んでおり、将来的には新規の患者様を獲得しにくくなるのは、間違いありません。
自社でより長く通ってもらう必要があることも考えると、
「治療→改善→予防」までを提供する整骨院が多くなることでしょう。

ここまで主に、”予防”のテーマが注目されることをお伝えさせていただきました。
今後の10年はもちろん、2050年も見据えても、“予防”というテーマが注目されることは間違いないでしょう。

そこで整骨院での”予防”を患者様に提供しようとすると、、
確実に患者様に治療以外に“運動”をしていただく必要があるでしょう。

「痛みをなくす」という時代から、、

「痛みの出にくい身体を創る」という時代に、、

そして次は、

「痛みの出ない身体を“維持”し、健康に過ごせる身体を手にする」時代になります。

そして今までのお伝えさせていただいた背景を踏まえると間違いなく、
皆さんの整骨院の中期計画には
「トレーニング産業」の事業が組み込まれると考えております。

新型コロナウイルスによって、世の中の価値観が大きくチェンジしました。

変化の激しい今後の10年を見据えて、整骨院の経営を安定させるために
「トレーニング産業への参入」を是非組み込んでいただきたいと考えております。

ここからは、トレーニング産業への参入に関する【セミナーのご案内】です。

【セミナー詳細】
～予防まで提供するための整骨院の新しい形～
セミパーソナルトレーニングジム　新規事業参入セミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/067057
※詳細なパンフレットが上記のURLから見れるようになっております。
是非ご覧くださいませ。