整骨院向け実費移行について

2023年7月18日配信

カテゴリ:
自費導入

こんにちは。
船井総研の萱間です。

 

本日は多くの方から問い合わせを頂く「実費移行」について
少しでも多くの読者の皆様のご参考になればと思いメルマガを書かせて頂きます。

 

ちなみに、この様なお悩みはないでしょうか?
・実費移行するために既存患者様への提案はどうしたらよいのか?
・単価設定をいくらにしたらいいか基準が不明
・実費移行に対して否定的なスタッフへの説明の仕方がわからない
・これまで保険内で全ての治療をおこなっていたので自費メニューがない
・移行するタイミングや手順が不明

 

弊社では、上記の様なお悩みに対して
これまで約300社以上の整骨院様に実費移行を実現してきました。

 

その中でも次のステージを目指す方には
今回のテーマである「実費移行」についての段取りと
抑えておきたい9つのステップをご紹介させていただきます。

 

【段取り】
ステップ1:目標設定
→逆算経営
ステップ2:保険+自費をメニューからなくす決断をする
→選択と集中
ステップ3:治療コンセプトを再定義する
→差別化&一貫性
ステップ4:分単価160円~200円前後になるように自費メニューを構築
→戦略的商品設計①
ステップ5:回数券の価格設定(松竹梅・予算帯などを考慮)
→戦略的商品設計②
ステップ6:KPIの設定
ステップ7:ツールを整備
ステップ8:導入時期の決定
ステップ9:ロープレの開始

 

ここまでが商品設計のおおまかな流れです。
順序も非常に重要でステップごとに目的を明確にして
慎重に進めていくことが必要となります。

 

目安期間としては導入~3か月以降から実費移行を目指します。

 

その上で、以下の5つのポイントは必須で抑えていただきたいです。

 

【ポイント】
1、保険+自費のハイブリッドメニューを無くす
2、WEB集客で毎月30名以上来院される状態であるか
3、施術者の8割が実費移行の目的と方法を理解しているか
4、生産性を間違いなく1分あたり160円~200円に設定できているか
5、現状の生産性が施術者1名あたり100万円以上あり自費を導入している

 

実費移行にはまだまだ多くのメリットがあります。

 

・治療単価が自然と上がるため、施術者の生産性が高まる
・キャッシュフローが改善される
・毎月のレセプト処理が激減する
・急性には保険、それ以外には自費。という提案になりよりクリアな経営体質へ
・採用難のため柔道整復師にこだわらずに整体師や未経験者でも施術可能 etc.

 

人口が減少しつつあり、保険の請求も厳格化し、新規集客の難易度が上がっている現代において、これからは多くの患者様を見て1日終わったら70人!100人!
という経営は難しくなってきました。
質を高めて1日の施術人数は7割程度に抑えた状態で、
重要な取り組みに時間を使える整骨院を目指しましょう。

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