整骨院が採用活動で失敗しないための4つのポイント

こんにちは！

船井総合研究所
治療院ビジネスコンサルティングチームの田口です。

今回は「採用活動で失敗しないための4つのポイント」についてお話させていただきます。

採用において最も大切なことは、院の将来を見据えた上での採用を行うことです。

よくありがちな採用が、欠員が出たからといって安易に「あてはめ採用」をするといったことです。

そのような採用にならないように、以下では失敗しない採用の4つのポイントについて書かせていただきます。

（１）今期の採用方針を決定する

採用シーズンが始まる前を行う前に、どのような基準で採用するか、およその方向性を決めておく必要があります。

それが採用方針です。

もちろん途中で方針が変わることも場合によってはありますが、

方針がなければ方位磁針のない状態で目的地を探すようなもので、効率が悪くなります。

採用担当者の方と一緒に考えその方針を共有し、採用活動を始めましょう。

（２）「採用はマーケティング」として捉え、人物像を明確にする

採用「誰に、どのようなメッセージを届けるか」です。

これ、実はマーケティングの発想とまったく同じなのです。

そのためには、採用したい人物を明確にする必要があります。

私が採用で関わらせていただく場合、細かなマトリクスを組んで、採用したい人物のスペック、人物像を具体化します。

採用で失敗してしまうケースとしましては、このように採用前にどのような人物を採用したいか、

その肝心の人物が明確になっていないことが原因です。

（３）年間スケジュールを立てる

・いつ学校の説明会があるか、
・求人誌はいつ医療特集があるか、
・求職者、学生が動き出しやすい時期はいつか

これらを押さえられていますでしょうか？

年間でこれらの動きを捉えて採用に取り組むことが大切です。

そのために、エクセルなどで管理されることをお勧めします。

（４）採用ツールを整備する

会社案内、求人票、名刺、POP、画像、動画など

準備できるものは、本格的に採用活動に入る前にできるだけ準備しておきましょう。

必要なツールが整備されていますと、活動が非常にスムーズに進みます。

ただ、物は使いようで、適切なタイミングで適切なツールを使うことが大切です。

「何のために使うのか」といった目的をもったツールでなければならないのです。

その目的を整理するためにも、各シーン別に必要なツールを整理することをお勧めします。

以上がまず取り組んでいただきたいことになります。

これだけでも大変な内容ではありますが、一度作ってしまえば仕組みとなりますので、採用が楽になります。

今回の内容が今期採用の何かのヒントとなりましたら幸いです。

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