コロナにおける整骨院のための対策

2020年8月24日配信

カテゴリ：: 経営

・コロナウイルス第二波対策が取れているか不安だ。
・今後、自院の業績が落ちそうで不安だ。
・緊急事態時の他の整骨院が取っている対策が気になる。

このように思われた方は、是非、本コラムをお読みくださいませ。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。船井総研の竹留です。

整骨院業界のみならず、どの業種にも影響を与えたコロナウイルスですが、その後、皆様の院の業績はいかがでしょうか？

弊社会員企業様にコロナに関するアンケートを実施した結果2020年4月時点で「例年より売上が10%～30%減少した」という企業が50%程でした。
また、私たちがお付き合いしている整骨院様では、緊急事態宣言が明けた後の6月、7月に新規数、業績が回復してきている企業様が増加してきました。

なかには、昨対比110%～160%の成長を達成された企業様もいらっしゃいます。
緊急事態宣言が5月末にあけ、患者様も徐々に戻りはじめたのでひとまず安心と、、、
思われている方も多いと思いますが、まだまだ、気を緩められないというのが本音のところです。

8月に入り、PCR検査の検査数が増えたことにより、全国各地でコロナウイルス感染者が急増しました。
具体的な数字に関しては、東洋経済オンラインにて「新型コロナウイルス国内感染の状況」にて統計データが発表されていますのでぜひご覧ください。

東洋経済オンライン「新型コロナウイルス国内感染の状況：https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

これにより、いわゆる「第二波」の影響が各地で出ております。
影響を受けている院では、新規患者様の激減しているとお聞きしております。

ただ、このように影響を受けていると感じる整骨院様は、コロナウイルス第一波(緊急事態宣言時)の際に、 “適切な対策”を取れていなかった整骨院様が大半です。

反対に、私たちのお付き合いしている整骨院様では、コロナ禍における”適切な対策”を実施いただきました。

結果として、コロナウイルスの影響を非常に受けやすい都心部の整骨院で

・「過去最高売上が出ました」
・「物販売上で単店200万円を達成しました」

との嬉しいご報告をいただきました。

このような会社様が実施した取り組みとは、、、

・手元キャッシュを運転資金の6ヶ月分以上ご準備いただく
・地域一番クラスでの三密クリーン対策の実施
・今、ニーズが伸びている症状、メニューを正しく理解し施術メニューを刷新いただく
(物販、美容、トレーニング分野を含む)
・生産性を見直し、高粗利経営体質化へと見直していただく
・時流に合わせた集客対策を迅速に実施する
(PPC広告の最先端設定:動的検索広告など)
・諸業務のオンライン化…などでございます。