保険依存整骨院が自費治療移行・導入で失敗しないために大切な5つのポイント
- カテゴリ:
- 経営
こんにちは。船井総研松本です。
自費治療を導入される方が増えてきています。
今までの保険療養費の推移としましては、
・2004年=3370億円(1院当たり1213万円)
・2007年=3830億円
・2008年=3933億円
・2009年=4023億円
・2010年=4068億円
・2011年=4085億円
・2012年=4025億円
・2013年=3893億円(1院当たり885万円)
※出典「厚生労働省」
といった形で、ここ10年の1院当たり保険収入推移は、
「-328万円(27%減)」
と減少しています。
現在も改定についての議論がなされていますが、
◆三部位以上の請求比率
・平成21年=50.8%
・平成24年=34.6%
・平成25年=24.7%
※平成25年4月~26年3月 ※出典=全国健康保険協会
と、改定後たった4年で半減しています。
現在は、長期・頻回への対策から「部位ころがし」を削減する。
といった、政府の指針がでています。
※「
http://ec2-13-114-106-60.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/
この様な環境から、
「自費治療を伸ばしたい」
「自費治療はどうやって導入したら良いのか?」
「自費治療を導入しているが、伸び悩んでいる・・・」
と、相談されることも増えてきました。
正直な話ですが、
よく、経営相談時に伺うお悩みは、
・自費を導入したいが、自費で提供できる技術がない
・自費治療を導入したが、
・自費治療と保険治療の区別がつかない
・自費治療で集患できていない
・自費を導入したら、リピート率が下がってしまった
・地域性があるから自費は向いていない
・スタッフからの反対にあっている
・自費治療でやっていける自信が持てない
・自費でお金を頂くことに抵抗がある
・完全自費に切り替えて患者数が激減してしまった
(施術時間10分~15分で1回5,000円~10,
・自費を導入したいが、具体的には何をしたら良いのかわからない
といった事です。
自費治療は、軌道に乗ると大きな収益の柱になりますが、
ポイントを外してしまうと失敗する可能性を秘めています。
よくある失敗ポイントは、
1.価格設定の間違い
2.集患の間違い
3.オペレーションの間違い
4.導入ステップの間違い
5.教育の間違い
の5つです。
―――
1.価格設定の間違い
価格設定で良くある失敗としましては、
安すぎる設定=60分3,000円(分単価50円)、10分1,
高すぎる設定=10分5,000円(分単価500円)、
といった形で、分単価を「安く」もしくは「高く」
もちろん、
安すぎる場合=人件費を安く、歩合orパートでの大量雇用(
高すぎる場合=カリスマ院長
といった形で成功されている方もいらっしゃると思います。
しかしながら、多くの立地で
「再現性」
と、
「働くスタッフさんも含めた幸せ(長期雇用)」
の観点から行くと、
「患者様から支持されやすい」
「1人当たり生産性も上がりやすい」
価格設定がおススメです。
分単価の目安としては、
・分単価=150円~200円
・保険併用の場合=2,000円~3,000円
・完全自費の場合=3,000円~5,000円
といった設定が、一般的な整体・マッサージ(5,000円~6,
―――
2.集患の間違い
良くある間違いが、
・HPは作ったけれど集患できていない
・今までと集患方法を変えていない
というケースです。
まずは、HPについては、
昔は、HPを作成している会社が少なかったため、
・作るだけ
で、成果が出ていた時期もありますが、
・立地特性別のHP制作
・立地特性別のアクセスUP策
・ポータルサイト活用(特にエキテン)
が必要です。
私たちの実績としては、
各立地の特性としては、
・人口が多い地区
=検索数多、広告費高、上位表示難易度高、競合多
→競合他社との「差別化」といかに「安く、多くの人」
・人口が少ない地区
=検索数少、広告費安、上位表示難易度低、競合少
→いかに多くの人に、多くの媒体で見てもらえるか?
といった特性と押さえたいポイントがあります。
立地特性別の対策を間違わなければ、
―――
3.オペレーションの間違い
保険診療の時と同じような説明では、
良くある失敗が、
・保険診療時と同じような「問診→治療計画」
・「検査」と「評価」をしていない
・そもそも、患者様の身体について説明していない
・治療計画を伝えていない
(「次は〇日に来てください」だけで、
といった事があります。
自費治療の場合、癒しではなく「本当に不調を改善したい」「
そのため、
・現在の身体の状態についての理解
・治療方法についての理解
・治療方法が不調の原因に効果がある理由
・治療の全体像についての理解
が必要です。
売り込む必要は全くありません。
その代り、患者様の身体の状況を伝えて、
導いてあげる必要があります。
ここが結びつくと、仕事としてのやりがいも増えます。
―――
4.導入ステップの間違い
こちらは、
・集患方法が 整っていないまま自費を導入する
・いきなり完全自費にしてしまう
・準備期間なく既存患者様全員に自費をおススメする
といった3点です。
集患方法が整っていないままや、
しかし、そもそも価格を知った上で「この施術が受けたい!」
そのため、
また、患者数が多く保険100%の状態で、
(一人治療院様の場合は可能なケースもあります)
そして、
(これは、
今までの患者様も大切にしながら、
―――
5.教育の間違い
スタッフさんが、
「なぜ、自費治療が患者様にとって良いのか?」
理解しないまま進めていくと、大変なことになります。
・お金を頂くことに対する罪悪感
・治療に対する自信低下
・リピート率の悪化
・院長への誤解(儲け主義と誤解される)
などが良くある話です。
しかし、「儲ける」ための自費導入は、結局儲かりません。
「保険診療内でできないことを、できるようにする」
「患者様に最適な治療を提供する」
というマインドで設計したメニューと教育を行っていくことが自費
―――
さて、ここまで整骨院で自費治療移行・
これらのポイントを押さえた上で、自費治療を導入・
是非、
・患者様により良い治療を提供したい
・保険制度に依存しない体質を作りたい
・自費治療で改善できる患者様を増やしたい
という方は、
―――
<追伸>
昨年5月から「根本改善型自費治療」をテーマに実費移行を進め、
・自費売上300万円
・1院売上700万円
を達成された先生をゲストにセミナーを開催します。
これから、
・「自費治療」に力を入れたい方
・自費を導入したが、伸び悩んでいる方
・よりやりがいを持って治療に当たりたい方
・スタッフさんも含めて前向きに自費治療を強化したい方
に、是非聞いていただきたい内容です。
【経営者様必見】無料ご相談はこちら
【無料で読めるコラムの登録はコチラ】
まずは無料個別相談で整骨院経営のお悩みを解決!
弊社の整骨院・接骨院・整体院の経営専門のコンサルタントが、初回のみ無料で個別相談をご対応させて頂きます。
・売上を伸ばしたいが、何から始めればいいのかわからない
・患者様数を増やしたいが、何から始めればいいのかわからない
・採用をしたいが応募が全然こない
・事業拡大に伴い、育成環境や評価制度を整備したい
など、様々な経営のお悩みに対応しております。
是非、無料個別相談をご活用ください。
船井総研ならではの治療院経営の現場最新情報&ノウハウが満載の無料メールマガジン
自費治療で売上が月200万円以上UP!新規交通事故患者が毎月8名以上集まる!
その秘密を無料メルマガで大公開!!