【失敗】から学ぶ整骨院の出店時に気を付けるべきこと

2021年9月9日配信

カテゴリ：: 経営

▼『整骨院業績アップの為の説明書』　無料ダウンロードはこちら

整骨院の新規出店する際に、立地をどのように選べばよいか？
というご質問を、多々頂戴します。

船井総研では、経営戦略を立てる上で他社（院）と差別化を図るに当たり、8つの要素を掲げます。
＜差別化の8要素＞
1．立地
2．規模
3．ストアロイヤリティ
4．商品力
5．販促力
6．接客力
7．価格力
8．固定客化力
上位になればなるほど、重要度の高い差別的要素です。

詳細はこちら

【戦術編】整骨院が競合院と差別化を図るための8つのポイント

店舗型ビジネスにおいては、圧倒的に立地（患者様が通いやすい立地なのか？）という点を最も重要視いたします。

皆様も開業時にたくさん店舗探しをされたと思います。
その際に、店舗探しに悩まれたのではないでしょうか？

昨今の整骨院経営では、ＷＥＢマーケティングが集患において主軸となります。
しかし、極端なところ立地が最高に良ければＷＥＢ集患にさほど依存しなくても良いと言えます。

では、出店時の物件、立地選びの4つのポイントを挙げてみます。
① 商圏
② 競合
③ 立地
④ 物件
これらの4つのポイントで一度お考え下さい。

まず
1つ目の「　商圏　」ですが、
商圏とは、店舗ビジネスにおいてその店舗（院）にご来院を見込める患者様が住んでいる範囲を意味します。
店舗を探す際に、多数の候補を出されると思いますが、
まずは、整骨院の商圏範囲となりやすい3㎞圏内の居住人口を算出し、最も商圏内人口が多いテナントを候補に考えましょう。

2つ目の「　競合状況　」ですが、
候補として挙げている整骨院の近隣に既に、患者様が通いやすい位置に整骨院がないか？
また、口コミ数で地域一番院の整骨院、接骨院が近隣にいないか確認しましょう。
もちろん、口コミ多数の整骨院が近隣にある場合は、そのエリアで「整骨院経営がしやすい」という考えもございますが、同商圏内のシェア率が高い整骨院の近隣に出すことは、リスクが高いと言えます。
出来る限り、近隣に強い整骨院が少ない立地を候補に上げましょう。

3つ目の「　立地　」ですが、
この立地が最重要です。立地の考え方には、多数のポイントがあります。
・誘導施設が近隣にある：誘導施設とは商圏内で人が集まるところ　というポイントが重要です。
整骨院に通う可能性がある顧客が集まる施設の例としては、
→都市部では、駅、大型交差点、バスターミナル
→郊外では、大型小売店、幹線道路交差点、ドラッグストア、スーパー
→地方では、ドラッグストア、スーパー、郵便局
など、テナントの近隣に人が集まる施設があるか確認してみてください。
※注意点は、人が集まれば良いという訳ではなく、整骨院に通うターゲットの方（性別、年齢、車、自転車、徒歩）が、集まる場所なのか？という点をずらさないようにしましょう。

4つ目の「　物件　」ですが、
以下の4点のポイントを抑えてください。
・面積　：　治療スペース面積、バックヤード、駐車場台数　が十分にあるか
・土地形状、建物構造　：　整骨院を運営にする当たり不自由のない形状か
・階層　：　整骨院の場合、お身体の不自由な方がご来院されるため、1階か
・間口　：　目安７ｍ以上あるか、通行人から視認される大きさか
上記のポイントを見てみると、以下に、患者様が通いやすい、通っていて不自由がない物件か？という視点を考えられます。

このように、整骨院の新規出店の際には、大きく4つのポイントがございます。
各ポイントをまとめると、以下のようなポイントです。
① 商圏　：　商圏内に人口が最多のテナントを選ぶ
② 競合　：　商圏内に強い整骨院が少ない立地のテナントを選ぶ
③ 立地　：　人が集まりやすい立地のテナントを選ぶ
④ 物件　：　患者様が不自由なく通えるテナントを選ぶ

もちろん、これらの出店時のポイントには、更に細かなポイントもございますが、
本メルマガでは、整骨院の出店時に最重要として考えられる4点をお伝えさせていただきました。

最後に、、、良いテナントと出会うためには、
経営者自らが仮に患者様になった際に「　この場所に整骨院があったら、通いやすいな。　」と、本音で思えるかどうか？

この視点で出店ゴーの合図を出せるか

是非、譲らないポイントとして、今後の皆様の出店計画に少しでも活かしていただけますと幸いです。

経営に課題のある方、今後の経営戦略についてご相談されたい方は、

1社1回限りの「無料個別相談」にてお気軽にお問い合わせください。

無料経営相談に申し込む

▼『整骨院業績アップの為の説明書』　無料ダウンロードはこちら

研究会一覧