【トレーニング業界への参入】フランチャイズチェーンに加盟した場合との比較

2019年9月17日配信

カテゴリ:
経営

8月23日配信のコラム「急成長業界:フィットネス業界の今後と新規参入時に意識すべきポイント」
(https://funai-healthcare.funaisoken.co.jp/mail_magazine/20190823/)
では、「経営者・ユーザー(会員様)・トレーナーへの三方よし」を実現するトレーニング業界の新モデルセミパーソナルトレーニングについてご紹介させていただきました。

では今回は「経営者・ユーザー(会員様)・トレーナー」のうちの1つである、経営者目線から見たとき、なぜ今後セミパーソナルトレーニングジムが流行していくのかという点について、フランチャイズ展開を行う24時間営業のトレーニングジムの平均数値との比較を行い、詳しく解説いたします。

結論から申し上げますと、 経営者から見たとき、『小さく始めて大きく利益を残せる、新規参入しやすくて圧倒的地域一番店を目指せる、全く新しいトレーニングジムのモデルであるため』です。

具体的に説明していきます、上記をご確認ください。こちらはセミパーソナルトレーニングジムとFC展開をする24時間営業トレーニングジムの比較表になります。
この比較表から読み取れることは大きく分けて3つあります。

1つ目に、初期投資費用の違いです。
24時間営業トレーニングジムはマシントレーニングをメインに行うため、トレーニングマシン導入費だけで4000万円ほどかかります。
そのうえ、トレッドミル(ランニングマシン)やバイク系マシンの耐久年数は5年です。
5年が経つ頃には内部のベルトから異音が出始め、操作タッチパネルが効かなくなるため5年を目途に新品への入れ替えが必要になります。
また、防犯カメラの設置費用やシャワー設備の設置費用などの内装費用が掛かるため初期投資金額として7000~8000万円ほど掛かります。
海外に本社を持つフランチャイズチェーンの場合、床や壁紙も指定されており、米国から輸入してきた内装材しか使えないため更に初期投資金額は増額します。

一方で、セミパーソナルトレーニングジムの場合は、体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングをメインで行うジムであるため、使用するマシン・機材はヨガマットやバランスボールなどがメインです。
マシン導入費用は100万円以下で収めることが可能になっています。
またシャワー設備を設置する必要はないため、初期投資を最小限まで抑えることができます。

2つ目に、投資回収期間についてです。
ここは営業利益率と大きく関わっています。一般的な24時間営業トレーニングジムの場合、初期投資として8000万円をかけて、営業利益30%、オープン後5~7年かけて投資回収期間を終えるというモデルが多く存在しています。

一方でセミパーソナルトレーニングジムの場合、初期投資金額を1000万円以下に抑えながら、
営業利益率を40%まで高めているため、早期での投資回収が可能になっています。
目安としてはオープン後、2年以内に初期投資分の回収が完了します。
初期投資金額を回収した後は、売上から経費を除いた分が毎月積み上げ式で収入となっていきます。
セミパーソナルトレーニングジムを出店していただく場合、フランチャイズ展開ではないためロイヤリティはありません。この点も早期での投資回収を実現しているポイントになります。

オープン後、毎月同じ新規会員数を集めたとき、セミパーソナルトレーニングジムと24時間営業トレーニングジムでは、投資回収期間に圧倒的な差が生まれます。
同じスタッフ数で同じ人件費を使いながら、物件を見つけて、トレーナーを採用し、広告宣伝費をかけて、集客を行う。
その中で、出来るだけ早期の投資回収を実現できるビジネスの方が魅力的であることは言うまでもありません。

3つ目に、必要となる敷地面積についてです。
ここは初期投資金額や導入するトレーニングマシンと関わる部分です。
24時間営業のトレーニングジムでは、トレッドミル(ランニングマシン)やバイク系マシンなどの大型トレーニングマシンを複数台導入する必要があります。
シャワー室や更衣室、ロッカー設置場所を確保する必要があるため、最低でも80坪以上必要になります。広い敷地面積が必要になることに比例して家賃や賃貸保証料も高額になるため、投資回収までに期間を要するのです。

一方で、セミパーソナルトレーニングジムの場合は、大型のトレーニングマシンの導入は必要なく、スペースの取らないマシン・機材のみを使用してトレーニングを行うため24坪~でも出店可能です。
小規模の敷地面積で出店できるというメリットは、家賃や賃貸保証料を抑えられることだけではありません。
出店可能な物件を見つけやすく、同じ地域内での複数店舗展開を行うことが可能です。
コンビニの跡地ほどの敷地面積があれば出店できますし、1階路面店だけでなく、2階以上の空中店舗への出店も可能です。

地域内での認知度を最大化させることができ、トレーニングジムといえばここ!というような、圧倒的地域一番店になることが可能です。
セミパーソナルトレーニングジムを経営することで、地域の皆様の健康増進に寄与することができます。
それだけでなく、地域内における貴社の知名度の拡大と企業価値の向上に繋がっていきます。
また既存事業の従業員様の福利厚生として活用していただくこともでき、社員定着率にも影響を与えるでしょう。
小さな投資で大きな収益を生むことができるセミパーソナルトレーニングジムの魅力を感じていただければ幸いです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
おすすめの最新セミナー

第3回トレーニングジム事業の参入で業績UPセミナー
https://lpsec.funaisoken.co.jp/funai-healthcare/seminar/042295_lp/

今回のコラムでご紹介した、“小さく始めて、大きな利益を残せるトレーニング業界の新モデル”セミパーソナルトレーニングジム!
好評につき11月に第3回開催決定!年内はこれが最後の開催です。

◎このような方にオススメのセミナー
・フィットネス産業での新規事業を立ち上げたい経営者様
・予防事業への参入を検討している経営者様
・初期投資1000万円以下で黒字転化6か月のビジネスモデルに参入したい経営者様
・20坪ほどの空き地を有効活用したいと考えている経営者様

◎概要
【東京会場】
2019年11月10日(日) 13:00~16:30 (受付12:30~)
船井総研 東京本社

【大阪会場】 
2019年11月24日(日) 13:00~16:30 (受付12:30~)
船井総研 淀屋橋セミナープレイス

前回、前々回とすべての会場が満席になり、180名以上の経営者様が受講された人気セミナー第3弾です。
さらにパワーアップした内容での開催となりますので、今回も満席が予想されます。
ご興味のある方は【お早めに】お申し込みください。

研究会一覧

まずは無料個別相談で整骨院経営のお悩みを解決!

弊社の整骨院・接骨院・整体院の経営専門のコンサルタントが、初回のみ無料で個別相談をご対応させて頂きます。

・売上を伸ばしたいが、何から始めればいいのかわからない

・患者様数を増やしたいが、何から始めればいいのかわからない

・採用をしたいが応募が全然こない

・事業拡大に伴い、育成環境や評価制度を整備したい

など、様々な経営のお悩みに対応しております。

是非、無料個別相談をご活用ください。

船井総研ならではの治療院経営の現場最新情報&ノウハウが満載の無料メールマガジン

自費治療で売上が月200万円以上UP!新規交通事故患者が毎月8名以上集まる!
その秘密を無料メルマガで大公開!!

無料個別相談のお問い合わせ

オンライン経営相談

お申込みフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)

整骨院経営.COMを見たとお伝えください。