完全実費移行後もリピート率が下がらない整骨院が実践している事とは？

こんにちは、船井総研の浜崎です。

私がコンサルティングをさせていただいているある整骨院様では、
保険依存体制から完全自費体制への切り替えとして
競合店よりも倍の値段設定をしています。

初診料は5,000円予算の料金。２回目からは3,000円予算の
料金設定をしております。

一般的には料金が高いとどうしてもリピート率が下がる傾向があります。

それでも、こちらの整骨院様では２回目リピート率は95％、
５回目リピート率は70％という結果が出ております。

実践していることは様々ですが、ポイントはシンプルです。

自院での治療の考え方を経営トップがメンバーに対して明示（明文化）し、
施術者と受付がその考え方に沿って施術や対応を徹底して行っていることです。

ここで私がお伝えする治療の考え方とは、
「症状に対して提供する治療プログラム」
「治療の時間軸」
「他の院との優位性」
のことを指します。

これらの考え方を全スタッフが同じ共通言語として理解している点が
最も大切なことだと私は捉えています。

確かに、整骨院の経営現場を拝見すると
来院指導をするなどの基本的なことが徹底されていないことは多く散見されます。

しかし、本質的には上記のような治療の考え方がそもそもなかったり、
院内で明示されていないことが、
リピート率が上がらないことの根本的な原因のように思われます。

まずは、改めて自院の治療の考え方を明文化し、
スタッフ間で共有する時間を取っていただければと思います。

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