単店1億を目指すための経営ノウハウ

2020年7月30日配信

カテゴリ:
経営

◆船井総研がこの状況で自費導入を勧める理由
このコロナ禍で船井総研のクライアント様は、
4月5月のコロナの影響を乗り越え、6月にはクライアント様全体で
昨対比110~130%程の売上向上を実現いたしました。
中には今期一番の売上を上げている整骨院様もございます。
一般には活動自粛が叫ばれ消費が落ち込んでいるといわれている世の中ですが、
自費を導入している整骨院・接骨院様が業績の良い結果が出ています。

今回は、コロナの影響を受けながらでも
単店1億円/年を目指す経営者向けて情報を配信していきます。
幅広い経営者様に読んでいただけるよう
整骨院での売り上げの作り方や業界・消費者の動きをまとめていますので
ぜひ最後までお読みください。

こんにちは、いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
船井総研の萱間です。

◆単店1億円/年を目指すとは
単店1億円/年を目指すとは、
細かい数字に置き換えるとどのようになるでしょうか?
2つの観点から考えてみます。

パターン① 整骨院の売上方程式から考える
まず、1つ目の考え方は整骨院の売上方程式から
1億円を作り出す方法を考えるやり方です。

まず、整骨院の売上方程式(保険+自費)ですが下記になります。

売上/月(保険+自費)=カルテ枚数(月末)×単価(一人当たり)×平均通院回数(月)

整骨院で単店1億円/年を達成しようと考えたら、
月平均約833万円を売り上げなければいけません。
833万円中50万円を自賠責で作るとしたら残り保険と自費で783万円になります。

【保険中心】
保険中心の院の多くの場合は、窓口と請求合わせて平均1,000円程、平均通院回数は週2回の月8回です。売上から逆算すると必要なカルテ枚数は978枚とわかります。必要なカルテ枚数を見るだけでも保険中心の経営であれば単店1億円が達成が困難なことがわかります。

<計算方法>
978枚(カルテ枚数)=783万円(月商)÷1,000円(単価)÷8回(平均通院回数)

【自費中心】
自費中心の院ですと、弊社のクライアント様の1回当たりの支払い単価の多くは3,500円程、平均通院回数を週1~2回の月5回ですのでこちらの数字を使用して計算をします。すると必要なカルテ枚数は447枚となります。自費を導入した分単価が上がるので必要なカルテ枚数が減ります。447枚という数字であれば達成の可能性は見えてくるのではないでしょうか。

<計算方法>
447枚(カルテ枚数)=783万円(月商)÷3,500円(単価)÷5回(平均通院回数)

パターン② 整骨院店舗の現状から考える
2つ目の考え方は施設のキャパシティーから考える方法です。
施設のキャパシティーから考える方法としては、

売上(月商)=営業日数×営業時間×コマ数(一人当たりの時間)×単価×施術者人数

となります。

【保険の場合】
営業日数が25日、コマ数6(一人当たり10分)単価1,000円 施術者人数4人とした場合の営業時間は、13時間となります。13時間も営業はできないので物理的に単店1億円は難しくなります。施術者人数を増やすことでしか解決が難しくなります。

<計算方法>
13(営業時間)=783万円(月商)÷25(営業日数)÷6(コマ数)÷1,000円(単価)÷施術者数(4人)
【自費の場合】
営業日数が25日、コマ数3(一人当たり20分)単価3,500円 施術者人数4人とした場合の営業時間は、7時間となります。7時間であれば問題なく営業することができます。

<計算方法>
7(営業時間)=783万円(月商)÷25(営業日数)÷3(コマ数)÷3,500円(単価)÷施術者数(4人)

単店1億円を達成するとはどういうことかを具体的に計算をしてみました。
具体的な数字に置き換えることで達成可能か自院に何が足りていないかが
少しでもわかるかと思います。

新規数を増加するも重要ですが、
自費を導入することで単価を上げることができ
無理なく業績アップにつなげられます。

◆1億円の店舗を目指すために自費導入を勧める理由
自費導入を進める理由として外部環境の変化も上げられます。

図①の株式会社ヴァリューズが
国内20歳以上の男女25,884人に行った調査だと
新型コロナ影響拡大をきっかけに興味を持ったこととして、
トップに上がってきたのは「健康、医療、病気」17%です。

図① 新型コロナ影響拡大をきっかけに興味を持ったことは


株式会社ヴァリューズの調査より
出典:https://manamina.valuesccg.com/articles/885

また、図②の「健康、医療、病気」と答えた人の青年代構成比をみると
60歳以上全体がボリュームゾーンであり、続いて40代と続いていきます。

図② 新型コロナウイルスの影響拡大後に興味関心を持つようになったことトップ3の性年代構成


株式会社ヴァリューズの調査より
出典:https://manamina.valuesccg.com/articles/885

この調査からもわかるように「健康」に関する意識は増えてきています。

また厚生労働省が行った「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると
男女ともに「肩こり」「腰痛」「手足の関節が痛む」ことに悩んでいます。

図③ 性別にみた有訴者率の上位5症状(複数回答)


出典:厚生労働省,2017,『平成28年 国民生活基礎調査の概況』

上記の調査から、
世の中の流れでも健康志向が進んでいることや
体の不調に悩んでいる方は多くいることから
競争激化といわれている整骨院業界でも
消費者からのニーズはまだまだあると考えられます。

また、厚生労働省の調査からもわかるように
「肩こり」「腰痛」等の慢性的な症状に悩む方が多いので
自費メニューの需要はあると考えられます。
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