不況期・緊急時の整骨院経営（新型コロナウイルス対策）

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さて、これから世界的にも不況期に突入するといわれています。
皆さん、整骨院経営において準備万端でしょうか？

弊社では「不況期の経営における原理原則」があります。
①必需品に力を入れる
②伸びている周辺需要に力を入れる
③手元資金を厚くする
④新規開拓をする

したがって、不景気はある意味チャンスでもあるわけです。
（※引用：「船井流マーケティングの極意」小山政彦著より）
①一番化のチャンス＝独自固有の長所の創造
②増益体質（社風）づくりのチャンス
③一体化の再構築（経営理念、経営計画、キャリアプラン）
④採用・人財育成のチャンス
⑤新規事業のチャンス（需要の創造）
⇒不景気は、企業体質を「革新」するチャンス

その中でも「組織」をアップデートすることをお勧めしたいと思います。

船井総研における組織力は２つの項目とその詳細項目にとって定義されています。

１、 やりがいを持って働ける環境
①理念・ビジョンへの共感
②仕事への誇りステータス
③自身の将来像

２、 安心して働ける環境
①社員間の関係性
②上司への信頼・信用
③働きやすい環境
④衛生的な環境
⑤報酬／評価制度
⑥理念・ビジョンと合致した採用活動

皆様の整骨院では上記の内容の社員さんの評価は仮に１０点満点で何点くらいでしょうか？また、売上を上げることだけに集中して組織力を高めていくことをおろそかにしていないでしょうか？
いくら素晴らしい技術・マーケティング・接客力があっても組織力が高くないとすぐに崩壊してしまうことがあります。

ちなみに、組織力が必要な規模は？という質問が仮にあったとすると社員が１名以上だと思います。
そこからどこまで整骨院を家業から企業へと。そしてどこまで拡大するか会社それぞれですが、組織力なくして今後の整骨院業界を生き残っていくのは厳しいと思っています。

では、組織力を高める方法を一部紹介したいと思います。

１、 経営理念の明文化
２、 経営理念に基づく中長期計画策定と明文化
３、 経営理念・中長期計画に基づく行動指針の作成と明文化
４、 経営方針発表会の実施
５、 社員表彰式
６、 会議体の整備（会議・研修・面談）
７、 評価賃金制度作成と運用
８、 新卒・中途・既存スタッフの育成カリキュラム
９、 メンター・ブラザー制度
１０、マニュアル整備（業務・技術・マーケティング・マネジメント）
１１、３カ年の組織図
１２、合宿
１３、横軸の組織体制の構築（例：委員会制度）
１４、権限移譲
１５、キャリアステップ（責任・権限・役割）の明確化
１６、各種働き方改革

まだまだありますが、最低でもこの様なことを推進していくことで家業から企業へ。そしてただ大きい組織ではなく“強い組織”へ形を変えていくでしょう。
これらをおろそかにして拡大だけを進めていくと１つ崩れたときに大きく崩壊してしまう可能性が間違いなくあります。
そうならないためにもぜひこの機会に見直しをしてみてはいかがでしょうか？

今回、WEB開催も同時に行うセミナーを企画致しました。
組織力では皆様のモデルとなる会社に間違いありません。特に仕組み化・権限移譲を得意としている会社様です。多くの整骨院で権限移譲ができずにトップがずっと現場を離れられずに次の一手が遅れてしまう。現場がいつになっても育たない。そんなことありませんか？６月１４日にヒントがあります。

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