『患者様がファン化する整骨院のデザインとは』

2020年7月10日配信

カテゴリ:
経営

整骨院、接骨院開業の際に、悩まれる内装・デザイン。
皆様の院ではどのようなデザインでしょうか?

実は、今、患者様が多く来院している整骨院の内装・デザインには共通したポイントがあります。

こんにちは。船井総研の竹留です。

整骨院、接骨院の経営者様なら患者様にファン化をして欲しいと思うはずです。

また、

・何か、うちの整骨院って古い感じがするな
・若い患者様は新しく出来る整骨院に行っているな
・狭く感じるな
・今風の整骨院にしたいな
・他の整骨院と違いを見せたいな
・若いスタッフを雇って、活気さを出したいな

など思われる方も多いと思います。
私達、船井総研の治療院コンサルタントメンバーも、日々全国の整骨院に伺い、繁盛している整骨院と患者様が入りにくい整骨院の差を感じております。

・技術だけを追求しておけば良い
・患者様対応に力を入れている
・他では出来ない治療が出来る
・あらゆる販促計画を実施する

という事を追求することは必須です。
しかし、今後の整骨院経営において「技術」、「接客力」、「販促力」 だけを追求するだけではいけません。
整骨院の内装・デザインにこだわることも必要となってきます。

皆様ご存知の通り、国内の治療院は、約5万件を超えております。
ライフサイクル理論から考えると、今の整骨院は
「 患者様 < 整骨院 」という風に、整骨院の数よりも患者様の数が多いと考えられます。

このような業界背景があると、
整骨院を選ぶ際に、患者様が「今まで行ったことのないような整骨院に行きたい」且つ、このようなご時世ですので、「清潔感があり、新しい整骨院に行きたい」と思うようになってきます。

では、整骨院の内装、デザインでどのような事を意識すべきなのかと申しますと、患者様が「通いたい」と思う為には以下のポイントが必要です。

①患者様のライフスタイルに組み込まれるような空間にする
②治療から一歩先に行き美容という視点を意識する
③若い患者様が通いやすい空間を演出する

という点を意識いただきたいと思います。
ひと昔前なら、白を基調としたデザインであった整骨院。これは、”保険”という清潔感を演出するためには必須でした。
しかし、今の整骨院業界を勝ち残っていくためには、「患者様」から「お客様」と認識するなどサービス要素も付加されてきております。

具体的な取り組みとしては、下記5点です。

1、照明で印象を変える
今までだったら、蛍光灯で白色の照明だった整骨院も照明一つ、間接照明に変えるだけで院内の空間に温かみを演出することが出来ます。

2、床材を木目調にする
今となっては増えてきました。
壁が白の場合、床材に木目を使うことにより、温かみと院内を奥行を演出することができます。人は、植物が多い空間にいるとリラックスします。このような視点からも床材を木目にするだけで、一気に院内の空間が変わります。

3、アクセントでモダン風の壁紙を貼る
今風の整骨院を目指すのであれば、インスタグラムに投稿してもらいやすい「インスタスポット」を作ることをおススメいたします。10~50代の幅広いユーザーが活用するSNS媒体で自院の写真を撮ってもらい”シェア”をしてもらうためにはおしゃれなスポットが必要です。そのために、院内全てを変える必要はありません。一部の壁をモダン風なデザイン・壁紙に変えるだけで、演出することができます。

4、椅子や観葉植物にこだわる
せっかく行くなら、特別な落ち着く空間と思われる整骨院にしたいですよね。
某大手のコーヒー専門店も目指すべきは、コーヒーショップではなく「※サードプレイス」と言い張るほどです。
※サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。
今の消費者からは、「非日常的空間でありながら、心を許せる空間」を求められております。
そのため、インテリア、観葉植物、アロマなど人間の五感にこだわり、患者様が普段、家では経験することのない、空間を演出することで、居心地がよくなります。
ここで、大切なのは、身体に悪い、姿勢が悪くなる椅子等を置いてしまうとそもそも本末転倒なので、ご注意ください。

5、患者様とスタッフの差をグッと近づける
簡単なようで、なかなかハードルが高い、患者様との距離を近づけること。しかし、意外と簡単です。今回のコラムを機に、変えたいという方は、是非、「スタッフ紹介ボード」「患者様のお声ボード」「患者様との2ショット写真ボード」の3つを作ってください。
整骨院、接骨院は、人対人ビジネスです。
無形商品を扱うため、施術者の人間性も商品力に付加されます。
患者様と距離を近づけたいならば、「まずはこちらから自己開示する」という考えで待合に上記の3つのボードをご作成ください。
ファンになってくれる患者様ほどこれらの3つボードを眺めてくれます。
ネットが進歩しているからこそ、原点に戻ってアットホームな雰囲気を与える必要性があるということですね。

さて、本日は、『患者様がファン化する整骨院のデザインとは』と題しましてコラムをお送りしました。

本日のコラムをお読みいただき、
・当たり前のことだな
・いや、すでにうちもやっているよ
・本当に意味あるの?
など感じる方もいると思います。

しかし、ここにあげた具体的取り組みについては、
私たちのクライアントで2回目リピート率90%、5回目リピート率90%以上の整骨院様の院内・内装・デザインをルール化した物の一部をお伝えさせていただきました。

まずは、具体的取り組み5つが実施出来ているかどうか?
見直して見てください。

間違いなく、患者様から悪く思われることはないでしょう。

今後、更に競争が激しくなる整骨院・接骨院業界。
何で差別化を図るのか、一度この機会に戦略を練りましょう。

最後に、
・自院の強みがいまいち明確でない
・最近、近隣に整骨院が増えてきて、不安だ
・新しい整骨院の勢いがすごく、困っている
などお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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